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エロティシズム語録 前書き

フランスの思想家ジュルジュ・バタイユ。 彼の発表した「エロティシズム」は、 ”人間の精神は、極めて驚くべき禁止命令にさらされている。” という書き出しからはじまる。 人間というのは本当に、自らに禁止命令ばかり出している。 裸とは交流(コミュニカシ…

1人のヒトに

どんなときでも注意が必要だった。なぜなら、ひとは決して1人の男に、全てを言えないものだからだ。 フランソワーズ・サガン (ブラームスはお好き) 1人の人に全てを満たしてもらおうとするから求めすぎてしまう。 僕はあなたが幸福だと信じたいし、 あな…

愛と崇拝

魂は光子さんのとこい飛んで行てしもて、夫にちょっとも興乗りませなんだ。恋しさが募れば募るほど、なんやかやと話しかける夫がうるそうて、腹立たしいて、ろくさも返事せんと1日ふさぎこんでましたよって、その時からもう夫の方は一ぺん懲らしてやらんな…

伝えるなら、届くうちに

愛の言葉もタイミングを間違うと届かなくなってしまう。 そんなことを考えさせられる、こじれた2組の夫婦のストーリーをフランスと日本の小説から。 ローランスも僕に対して耐え難い思いを抱き、感情のバランスを完全に崩していたのだ。これほど深い、本物…

支那の体臭

オールド上海の通奏低音 1920年、夜の魔都 人気絶頂のさなか自殺した阮玲玉は言った。 「死ぬのは恐ろしくないけれど、人の言葉は恐ろしい 」 (ロアン・リンユィ 阮玲玉) 言葉は簡単に人を殺す。 その時、自分にとって都合の良い言葉を吐き、 いざ自分のも…